あり得なかったモノにハマる自分に驚く
人は、勝手なイメージと決めつけで世界を理解している。
子どもの頃の価値観を大人になっても信じ続けて、それはないと思いこんでいる。
それが自分をラクにしてくれ、幸せにしてくれるものでも、受け取らない。
男はつらいよ
初めてみました!
ハマりましたー(笑)
映画を観るまえの寅さんのイメージは
あ〜いつも女にフラれる人ね!
オヤジギャグ的な映画でしょ!
相方にオモロいと言われて何となくみると
可笑しくて笑えるし、じ〜んと胸にくるし寅さんという生き方に魅力を感じる自分がいた。
寅さんは、自分の腕一本で稼ぎ、好きなことをしながら、トランク1つで気の向くままにさすらう自由人。
厄介なヤツながら、待ってくれている故郷
の人々はそんな寅さんにとても温かくて。
寅さんが汽車やバスなど、乗り物を乗り継いで旅してる姿が、大好きな鉄道に乗って仕事しながら、いろんな所を巡りたい私の夢に重なった。
10年前に見ても絶対にハマらなかった。経験値もあがり、若い時には理解できなかったことも、何となく分かるようになり、いろんな視点を持つようになった今だから寅さんの見方も変わっていた。
自分の日常ではあり得ないことも、映画
だと客観的に見れる。
登場人物に
イヤイヤそれ違うからとか
がんばってるやん!とか
もっと素直になったら〜とか
ダメでも応援されてるで!とか
自分だと許せないことも、許せる。
子どもの目でなく、大人の目線で見られる
自分が主人公のドラマ、映画館で見てみると、世界が違って見えませんか?
勝手なイメージ、思いこみ、決めつけで、大切な何かを見逃してませんか?