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人は望む状態を作るために嫌なことを引き起こす

ビジョンボード講師の後藤千加子です。

先日は、ビジョンボードを受講してくださった方のフォローセッションの日でした。

午前中は、目標達成をサポートするコーチング

午後からは、NLP心理学をベースにしたセッションを行いました。

「ビジョンボードの願望を叶えたい!」

強い気持ちはあるのに、自分の何かが止めている

それを解消して前に進みたい!との声にお応えしました。

了承を得て掲載させて頂きます。

Mさんは、お仕事も順調で、さらに拡大していきたい!やりたいことをやり尽くしたい!

強い思い、明確な目標を持ってビジョンボードに参加されました。

ビジョンボードを作成した直後に、大きな変化があったそうです。そのまま進むかと思いきや…変化を受け入れられない、止めてしまう自分がいることに気づいたとのこと。

まずはお話しを伺い質問を重ねていくと、

心の底から望む状態は、自由に自分を貫きたい!

Mさんは、周囲からそれを許されていない状況にいました。

そのために自分が強くならないといけないとも、考えていました。

私から見るとMさんは、充分に主張もできるだろうし、力もある方です。

強さがないと自由になれない。

Mさんの信じている観念が見えてきました。

観念=信念

心理学的にはビリーフともいいます。

そのビリーフが作られたのはいつどこで何によって作られたのか?

作られた時点に、自分が時間を移動して、起こった出来事を再体験する。

タイムラインというセッションを行いました。

映画「バックトゥザフューチャー」をイメージされるといいかもしれません。

Mさんの強さがないと自由になれない

このビリーフが作られた時に戻ってもらいました

高校生に戻ったMさんは、周囲の個性的で頭が良い子ばかりのクラスメイトと、自分を比較して、自信を失い、気持ちを上手に表現することができていませんでした。

クラスではじかれていた様子でした。

逃げる場所が欲しい、1人になれる場所が欲しかった。勉強だけでない、アルバイトもしたかった

当時の自分が感じていたいろんな思いを再体験してもらいました。

高校生当時も、現在大人になったMさんと同じ状況でした。

学校という枠の中で、自分を主張できず、自由になれない。自由になりたい。

驚くことに、クラスの中ではじかれていたイヤな経験は、ご自身が1人になりたい、自由になるために、無意識のうちに周囲にさせていたのだと、気づきました。

高校生のMさんの再体験を上書きして、そのときに作られたビリーフを書き換えしました。

「今のままの自分でいい」

そして新しいビリーフを持った自分のまま、過去から現在の時間に戻ってもらいました。

タイムラインセッションをする前のご自身と、過去から戻ってきたご自身の変化を伺いました。

強くならなくていい。今のままの自分でいい。

そのままの自分でも、自由に自分のやりたいことはできる。

そう話されるMさんは、セッション前とは姿勢が違い、堂々とした雰囲気に変化していました。

地に足がついた状態になったそうです。

自分は同じことを繰り返していた。

やりたいこと、欲しいものを得るために、はじかれるという経験を自ら作っていた。

イヤな経験は望むものを得るために必要だった。

セッションを終えた後、Mさんは気づいたことを話してくれました。

イヤな経験=ネガティヴなことダメ

そう思いがちですが、自分の望むことを得るために、選択しているかもしれません。

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昨日お昼は駅弁です。

六甲縦走弁当


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